タンク様より、当サイトの連載小説奥村兄弟逆転「×××シリーズ」を、タンク様なりに設定を構想されたそうで、その内容を頂きました!
こんなに細かく考えていらっしゃるなんて凄いです!ありがとうございます!

というわけで、↓からどうぞ。


1:基本設定 原作の世界観は引き継ぐ。 第一話に至る状況のうち、双子の境遇を入れ替える。 燐は早い段階で自分が悪魔の子であることを自覚し、祓魔師を志す。性格も少し大人びる(三賢者の前で聖騎士になると宣言した後の燐のような感じ)。加えて雪男を守らなくてはという責任感も強い。 雪男は中学卒業まで魔障を受けず、したがって悪魔にも祓魔師にも接点を持たない。 捏造設定・オリキャラあり。年齢捏造あり。   藤本神父が燐に自分のことを教えずに、無知のままでおいたのは誤りではないかという思いから考えた設定。実際、突然悪魔に襲われ、おまけにそれを養父が予期していたとなれば、燐が神父を含めた周囲に噛み付くのは当たり前だと思う。 であれば、例え辛くとも子供の頃から祓魔師として教育し、自ら身を守る術を見に付けさせたらどうなっていたかな、という妄想をもとに話を考えてみました。

2:捏造設定
(1)八候王のうち公式では未設定の二つを獣の王ルシファー(もと八候王筆頭)と蛇の王レヴィアタンとする。二人は青焔魔の物質界侵攻の方針に異議を唱えて幽閉され、その眷属も解体されている。ただ王の方針を受けて、いずれのもと眷属も物質界に好意的。他の王の支配を拒否して物質界に逃れているケースも多い。 王が復活すれば再びその傘下に集まって、青焔魔と戦うことも辞さない。
(2)雪男は完全に人間。アニメの設定とは異なり、青焔魔は人間の男に憑依してユキ・エギンを孕ませたことにする(というかアニメの設定は無理ありすぎ。幾らなんでも藤本神父でも数分と持たなかった青焔魔の憑依に、一年も耐えられるというのはおかしい)。憑依された父親については今のところ設定しない(色々と妄想はあるが、出来れば原作での設定を確認してからにしたい)。 その際、自分の仔と憑依した男の仔を別々に受精させ、人間の仔を自分の仔の餌として与える予定だった。しかし母親が無意識のうちに子供を二人とも守ろうと、燐を自分の使い魔にして眠らせておいた。そのため双子は二人とも生まれたが、兄に栄養を奪われた雪男は未熟児となり、一年間使い魔を制御し続けた母親はその無理が祟って出産後すぐに死去した。また、燐が胎内で動かなかったため、雪男との接触が生じず魔障も受けなかった。
(3)青い夜の真相は、TVのようにユリ・エギンを助けるためのものではなく、悪魔である(筈の)燐を虚無界に呼び寄せるための誘導灯のようなものとする。しかし燐が悪魔として完成されないまま生まれ、しかも出生直後に焔を封印されたため空振りに終わった。
(4)燐の覚醒時期を幼稚園で藤本神父を傷つけた瞬間とする。そのとき燐の体から焔が上がるのを見た藤本神父が、自分が傷つくのも気にせずに自分の体で燐を覆い隠した。虚無界としても予想していなかったタイミングであるために反応が遅れ、神父とメフィストによる隠蔽が成功した。
3:時系列(略)

4:人物設定(燐・雪男高校入学時点での満年齢)※誕生日は公式設定のまま 基本的に原作と異なる設定について記述しています。
奥村 燐(15) 上一級祓魔師。正十字学園家政科特待生。祓魔塾教師。講義科目は悪魔学と剣実技。 青い夜を経て、青焔魔(サタン)の子として物質界(アッシャー)に生を受ける。奥村雪男の双子の兄。藤本獅郎の養子として南十字男子修道院で育てられる。 5歳にして幼稚園での大人たちの恐怖と嫌悪の視線に反応して焔をその身に宿す。辛うじてその顕現を防いだ養父から自分の出生について説明を受け、弟と共に生きていくために祓魔師となるための訓練を始める。 当初は修道院で仲間内によって教育されるはずだったが、事情を知ったメフィストの横槍によって、小学校入学時点(燐6歳)で半ば強引に祓魔塾に通うよう手配される。そのためメフィスト=自分と家族を引き離す胡散臭い性悪ピエロ、と認識。 祓魔塾の同期生に勝呂竜士(入塾当時8歳)、杜山しえみ(同)、神木出雲(同15歳)などがいる。 候補生(エクスワイヤ)となった後に地の王アマイモンに襲われ、悪魔の力を顕現させ対抗する。そのため三賢者(グリゴリ)による懲戒審問において一旦は処刑の宣告が下るが、獅郎の身を挺したとりなしもあって12歳までに祓魔師となることを条件に執行が猶予される。その4年後、10歳という史上最年少で祓魔師資格を獲得するが、その直後サタンによる憑依が試みられる。このときは獅郎と二人掛りで撃退するも、その後、憑依対策および周囲の不安を和らげるために降魔剣倶利伽羅に加えて封印具を常時身につけ、さらに任務の際には獅郎あるいはその弟子である霧隠シュラと常時行動を共にするよう命じられる。 その後順調に任務を果たし、五年で上一級まで昇進を果たす。 所有称号(マイスター)は騎士(ナイト)、手騎士(テイマー)。現在竜騎士(ドラグーン)となるために自分に使える銃を探している(普通の銃だと祓魔時に自分自身の焔によって壊れてしまうため)。 頭の出来は悪くないが興味のないことには全く努力する意思がない。そのため学業は落第寸前。趣味は料理。腕前はプロ級。

奥村 雪男(15) 祓魔塾訓練生(ペイジ)。正十字学園特進科特待生。 奥村燐の双子の弟。ただし二卵生双生児であり、サタンとは直接には無関係。それでも胎児の間にサタンの影響を身近に受けたため、常人よりはその焔に対する感受性・耐久性共に高い。 幼少時は病弱(むしろ虚弱)だったが、小学校に入学した頃から祓魔塾に入った燐と少しづつ離れ離れになる時間が増えてきた。事情をぼかした養父の説明(燐は力が強すぎるから人に嫌われるんだ。だからその力を抑える修行をしなくっちゃいけないんだよ。その点お前は身体が弱いから、そんな余計なことしなくても良いんだ)を真に受け、少し方向違いに一念発起して身体を鍛え始める。次第に心身ともに頑健となり、中学での成績は絵に描いたような首席。それでも性格は幼少時のまま控えめ、むしろストイック。ただ兄のことになると途端に豹変する(特に兄と自分を引き離そうという動きには激烈に反応する)。 本来の夢は医者になって小さな診療所を経営し、そこで兄と共に暮らすこと。しかし兄を虚無界に呼び込む餌として自分に憑依しようとしたサタンを、獅郎が自らの身体を犠牲として取り込み、己の命もろとも祓ったことで、自分もまた養父のように、兄を守る祓魔師になろうと決意する。 そのためにメフィストと取引をして、自身が祓魔塾に入ると同時に兄も正十字学園の特待生として編入させてもらう。ところが蓋を開けると兄が祓魔塾の講師として現れたため愕然とする(兄曰く『あんな性悪ピエロと取引するなんて、悪魔に魂を売るより始末に悪いぞ!』)。 祓魔師称号の志望は竜騎士と詠唱騎士。塾の同期生として志摩廉造、三輪子猫丸、イゴール・ネイガウス、永友千春、日向夏樹、長岡佑香(いずれも同年)、熊野雄一(18)など。最初の三人以外はオリキャラ。 趣味は予定を詰めることと勉強。興味の対象は兄。

勝呂竜士(17) 中1級祓魔師。祓魔塾教師。講義科目は聖書・教典暗誦学と銃火器実技。 父達磨が悪魔に襲われた場に巻き込まれ魔障を受け、それを機に父親の反対を押し切って祓魔塾に入り燐たちと出会う。基本的な性格は原作に同じだが、志摩、子猫丸とは年齢が違うため、塾での接点は講師と生徒という設定。 燐と同年に、12歳で詠唱騎士として祓魔師となる。燐に次ぐ歴代2番目の記録。(原作での雪男より祓魔師になるまでの時間が短いのは、身近に燐という競争相手がいたため) 称号は竜騎士、詠唱騎士。 燐の呼びかけ:勝呂にーちゃん(同じ祓魔師目指す同僚に年上も年下もあるかい)→勝呂(あるいは坊)

杜山しえみ(17) 中2級祓魔師。祓魔屋に付属する薬草園を管理しつつ祓魔師として活動している。 原作と同じように山魅に取り憑かれていたところを、養父に伴われてやってきた燐に救われる。そこで燐の覚悟を知り、共に祓魔師になるために入塾する。 15歳で手騎士の称号を受ける。 燐の呼びかけ:しえみさん(他人行儀だよ)→しえみねーちゃん(燐のほうが年上みたいだよ)→しえみ

コウ(?) 燐の使い魔。その正体は捏造設定における八候王の一柱、蛇の王レヴィアタンの腹心であった蛟竜王。 レヴィアタンが幽閉された際に物質界に逃れ、日本で水神をしていたが住処の沼を埋め立てられることになり、反発して堕ち神として祓われる。そこで祓魔師となっていた燐と出会い、その使い魔となる。 依り代はウーパールーパー(水の中で生活する依り代が必要だといったら、燐が近くのペットショップで買ってきた。藤本神父大爆笑)。
サイザー(?) 燐の使い魔その二。もと獣の眷属である鎌鼬の一種。その一族が棲んでいた山の近くで悪魔祓いが行われた際、逃れた悪魔と間違われて祓われそうになるところを燐に救われる。加えて燐が自分たちの言葉が分かることに感激して自ら進んでその使い魔になり、燐に名をつけてもらう。

今後の構想
(1)ガンスミスに取り憑いた悪魔を祓い、その知識を得た職人最後の仕事として青い焔を打ち出す銃を作ってもらう。
(2)候補生合宿での試練:馬鹿力の持ち主が居ないので原作そのままは出来ない。森の中の泉に隠された何か(鍵とか)を、悪魔の妨害を乗り越えて獲得する。対象悪魔:虫豸、黒龍盤(イモリに憑依した悪魔)山鰐(山椒魚に憑依した悪魔)など
(3)藤堂三郎太による雪男誘拐事件:獣の王ルシファーを物質界に降臨させるため、その依り代として青焔魔の憑依にも耐えた雪男を利用する。藤堂が不浄王事件を起こした理由は、青焔魔によって幽閉されているルシファーを解放するために、五大魔元素、それも上級悪魔のそれを相克の順番どおり火→腐→風→地→水(すでに地と水は取り込んでいるという設定でもいいかも)と体内に取り込んでいくことが目的。