CINDERELLA Boy 後





正十字学園の文化祭も、夕暮れ時を迎えた。
この時間帯になると、ほぼ一般参加の部外者は帰る。後夜祭は、正十字学園の生徒のみが参加できるからだ。
正十字学園の後夜祭は、夕方の五時から始まる。後夜祭と言っても、ほぼ昼間のお疲れ様会みたいなもので、軽いパーティのようになっている。
だが、軽いパーティといっても、さすがはお金持ち学園。普段は同じ制服に身を包んだ生徒たちも、それぞれに綺麗に着飾って、講堂に用意された料理に舌鼓を打っている。

……まるで違う世界に来たみたいだ、と燐はそれを見つめながらぼんやりと思う。

キラキラと光る宝石箱の中のような、講堂。
その中を優雅に歩いていく、生徒や先生たち。
誰もが輝いていて、こんな風に端の方で壁にもたれ掛かる自分は、酷くこの空間には不釣合いなような気がして。
きゅ、と眉根を寄せる。少しだけ昼間のことが頭を過ぎった。

『悪魔』

そう呼ばれるのには、慣れていた。
嫌われることにも。

だけど仲間ができて、強くなったけど、弱くもなった。
守りたい、と思うのと同時に。
初めて、人に嫌われたくない、と思った。
だから、久しぶりに面と向かって『悪魔』と呼ばれて、動揺した自分に驚いた。
揶揄されてそう呼ばれていた頃とは、違う。だって、自分は本当に『悪魔』だったのだから。
それなのに、『悪魔』と呼ばれて動揺するなんて、可笑しな話だ。

小さく燐が苦笑していると、視界の端に、見慣れた姿が見えた。
雪男だ。雪男はシンプルな黒のスーツを着ていたけれど、何だか違う。何て言えばいいのか分からないけれど、何となく、この場の空気に馴染んでいるように見えて。
双子なのになぁ、とぼんやりと雪男を目で追う。雪男は終始周りを気にしていて、その度に女子に声を掛けられては、笑顔で対応している。そして、やんわりと女子から離れて、また周囲を伺う。どうやら、誰かを探しているらしい。
誰を?もしかして、好きな子、とか?
そう思って、どくん、と心臓が大きく音を立てた。
雪男の、好きな子、か。
考えたこともなかったけれど、別に居たっておかしくない。あんな風に女子に囲まれても平然としているのは、きっと好きな子がいるから。だから今だって、その子を探して必死になっているんだ。

燐は雪男を目で追い続けた。どうせなら、雪男の好きな子を見てやろう、と。
だけど雪男はなかなかその子を見つけられないのか、少し焦ったように忙しなく視線を彷徨わせていて。
ふ、とこちらに雪男の視線が向いた。びし、と雪男と目が合って。

「兄さん!」

雪男は真っ直ぐにこちらに向かってきた。先ほどまでの様子とは一転して、迷いなく燐の方へと歩いてきて。
どき、と心臓が跳ねる。なんでだろう、雪男はただこっちに来てるだけなのに。
ぎゅ、と胸元を握り締める。雪男が、あと少しでこちらに来てしまう。そう思うと、余計に心臓が痛くて。

「……ッ」

堪らずに、燐は走り出した。雪男から、逃げるように。

「兄さん!?」

雪男が驚いたように、燐を呼ぶ。だけど、心臓が痛くて、何だか怖くて、燐は振り返らなかった。
生徒たちの間を縫うように走って、講堂から抜け出す。外に出ると、中よりも数段寒い空気が肌を指したけど、気にせずに。
走って、走って、自分がどこに行っているのかも分からずに、ただ、がむしゃらに走る。
後ろを振り返るのが怖くて、真っ直ぐ前を向いて走る。その内、息が続かなくて、立ち止まる。
は、は、と荒い息を整えながら、ゆっくりと後ろを振り返る。
そこにはただ、夜の闇があって。
ほ、と肩の力を抜いた。その時。

「……、捕まえた」

ぎゅ、と背後から抱きしめられて。
燐と同じように荒い息をしながらも、そう耳元で囁かれて。
ひゅ、と息を呑む。

「ゆき、……」
「なんで、逃げるの」

雪男、と呼ぼうとして、固い声に遮られた。
痛いくらいに抱きしめられて、息が詰まる。

「兄さん」

答えて、と強い口調で、問い詰められて。
ぐ、と唇を噛む。相変わらず、心臓の音が痛いくらいに響いていて、雪男と触れ合っているところが、すごく、熱くて。

「はな、せ……!」
「いやだよ、離さない。どうして逃げたの、兄さん」

話してくれるまで、離さない。
そう、囁かれて。

「……ッ、お、れは……」

息を詰める。どうして?そんなの、決まってる。

「俺は、お前が幸せなら、それでいいって思ってた。普通に勉強して、医者になって、いつか可愛い女の子と結婚して、子供ができたりとかして。そんなふうに、なってくれればいいって」
「……兄さん」
「だけど!俺が、悪魔だったから、お前は祓魔師になってて!俺は全然、そんなこと知らなくて!……、昼間だって、お前や皆に、嫌な思いさせて」
「……―――」
「それなのに、俺は……」

声が、震えた。
本当は、言ってはいけない言葉だと、分かっていた。
だけど、どうしても。

「お前が、俺から離れていくのが、嫌だ……!」

怖かった。
生まれた時からずっと一緒に居て、傍にいるのが当たり前で。
相手のことなら、なんだってわかっているつもりだった。
だけど、本当は自分がサタンの息子で、青い炎を継いでいると知らされて。
雪男だって、ずっと小さな頃から訓練を積んで、祓魔師として立派になってて。
ただ、遠くに感じて、怖かった。
沢山の女の子に囲まれながら笑う、どこかに行ってしまいそうな、雪男が。
そして、そんな雪男を、行くな、と引き止めそうな、自分が。
こわかった。

ふ、と自嘲気味に笑う。こんなことを雪男に言ったところで、困らせるだけなのに、と。
ずっと、黙ったままの雪男。きっと困ってる。そう思って、燐はその腕の中から離れようとして。

「……、やっぱり馬鹿だよ、兄さんは」

ぎゅ、と更に強く燐を抱きしめて、雪男はそう言った。う、と言葉に詰まった燐は、そんなの分かってる、と声を上げた。だけど、雪男はゆっくりと首を振って。

「いや、分かってないよ」
「何だよ!何が分かってないんだよ!?俺だって、自分が馬鹿なこと言ったって、ちゃんと分かってんだよ!」
「だから、それが分かってないんだよ。いい?よく聞いて?兄さん」

僕は。

「絶対に、兄さんを一人にはしない」

言い切った雪男に、燐は息を呑む。
ビシリと固まってしまった燐に苦笑しつつ、雪男は抱いていた腕を離して、燐の顔を覗き込む。驚いたような、呆気に取られたような、そんな燐の顔を見て、兄さん、と笑う。

「何なら、証明してあげようか?」
「証明……?」
「そう、僕が、兄さんを置いてどこにも行かないって」

ずっと傍に居るって、証明してあげる。
そう言って満面の笑みを浮かべながら、雪男は燐の手を引いた。



「ちょ、雪男!?」

真っ暗な寮の部屋。乱暴に扉が閉まる音と共に、その扉に両手を押さえつけられる。ぎょと慌てる燐を無視して、雪男は唇を重ねた。同時に入り込んでくる舌に、嫌でも翻弄される。

「ふ、……ゆき、ッ」
「……兄さん」

ちゅ、と軽い音を立てながら離れた唇が、お互いの名を呼ぶ。暗い室内にその声は響いて、燐はビクっと体を震わせた。その反応に雪男は小さく笑いながら、兄さん、と目の前の愛しい人を呼ぶ。

「ちゃんと、こっち向いてて」

目を離しちゃダメだよ、と雪男は言いながら、燐のシャツのボタンに手をかける。する、と中に入り込んできた手のひらが、体のラインをなぞる。そのいやらしい手つきに、ゾクリと体を震わせた燐は、あ、っと声を上げる。

「んん……ふ、雪男ッ……ク、クロがいるだろ……ッ?」
「あぁ、大丈夫だよ。クロには、ちょっとしたお使いを頼んでるから」

今はこっちに集中ね、と雪男は鎖骨に唇を落とす。ちゅ、と軽く吸い上げると、燐が堪らずに声を上げる。それに気を良くして、唇を滑らせていくと、淡い色をした突起にたどりつく。
まだ微かな反応しか示していないそれを口に含んで、軽く舐め上げる。

「ひ、あ……ッ、それ……や、だ……!」
「そう?その割には、体は悦んでるみたいだけど?」

くちゅり、と舌を這わせながら笑うと、ビクビクと体が震える。可愛いな、と内心で呟きながら、手のひらを腰から下へと滑らせる。
途中、いつもはシャツの中にしまい込んでいる尻尾に触れて、する、と撫で上げた。途端に甘い声を上げる燐。

「あっ、ちょ……尻尾はヤメロって……!」
「んー?」

いやいや、と首を横に振る燐。抗議の声を上げるものの、聞こえないフリをする雪男。
燐のズボンに手をかけてベルトを緩めると、握った尻尾が雪男の腕に絡む。どこか強請るような、それでいて縋るようなその仕草に、煽られるのを自覚して。
……、あーもう。

「離さないよ」

ぽつり、と呟いて。
既に反応を示している燐の熱に触れる。微かに濡れたそれを撫でて、跳ねる腰を押さえつける。そのまま胸を弄っていた唇を滑らせてひざまづくと、熱の先端にちゅ、と口付ける。

「やぁ……ッ、う、んんッ、ゆきッ」

撫でるように舐めながら、口の中に含む。ちゅく、と音を立てると、燐は顔を真っ赤にして、足を震わせた。漏れそうになる声を抑えるように、手の甲を噛む。そんな様子をちらりと仰ぎ見た雪男は、口に含んだ熱の愛撫を強める。ちゅう、と吸い上げつつ、裏筋を舐める。

「ひあッ、や、あああッ」
「声、出しなよ、兄さん」

咥えたままそう言われて、燐は堪らず雪男の口の中に熱を放つ。それを受け止めつつ、早いね、と雪男は笑った。

「っ、はぅ……。っていうか、お前今……!」
「ん?あぁ……、飲んだけど?」

ソレが何?とさらりと言う雪男に、燐は声を失う。

「の、のむなよ!」
「や、それは無理だよ。それにね、兄さん」

まだ終わってないよ、と雪男は燐の後ろに手をやって、蕾に指を這わせる。ビク、と体を跳ねさせた燐の体を後ろに向かせて、壁に手を付かせる。

「ゆき、お……、これ……ッ」
「じっとしてて」

腰を差し出すような格好に対抗しようとした燐だったが、先に雪男が腰に熱を押し付けて。
ズボン越しにでも分かる。熱く反応しているソレに、息を止める。

「兄さん……」

そっと後ろから抱きしめられて、近くなる体温。どき、どき、と高鳴る心臓の音は、誰のものか分からないくらいで。

「……僕は、」

兄さんが、すきだよ、と告げたその声は、後ろを振り返った燐の口の中に消えた。



「んん、ああッ、やあッ」

ぐ、と入り込んだ熱が、燐の思考を奪う。繋がった場所が熱くて、入っている熱が苦しくて、全身が震えた。
立っているのもやっとで、壁に付いた両手で必死に耐えた。

「……に、さん」

は、と荒い息をしながら、雪男が更に奥へと腰を進める。全部入ったと思っていたのに、まだ奥の方を突かれて、いやいやと首を横に振る。もう無理だ、と。
だけどそんな燐を無視して、雪男はぐいぐいと腰を限界まで進める。ぐちゃ、と濡れた音がして、堪らない。

「う、あ……や、あ……ゆ、きッ!」
「もう少しだよ」
「ふ、ああ……んぅ」
「……ッ」

耳元で囁かれて、くすぐったさから、ぎゅう、と雪男の熱を締めてしまって。
ぐ、と息を呑んだ雪男が、ダメだよ、と燐の熱に触れる。

「や、ああッ!」

途端に強い快感を刺激された燐は、背中を仰け反らせる。だけど、燐の熱に触れた雪男の手によって、熱が放たれることは阻止されて。

「ゆき、お……ッ?」

なんで?と雪男を振り返れば、ぐい、と眼鏡を押し上げて。

「言ったでしょ?僕が兄さんを置いてどこにも行かないって、証明するって」

だから。

「今日は、ずっと離さない」

爽やかな笑みを浮かべてそう宣言されて、燐は顔を引きつらせた。

「覚悟しててね。……兄さん?」

雪男!と慌てたように呼ぶ燐の声は、動きを再開した雪男によってかき消された。




深夜。
暗い夜道を歩く、一人の少年がいた。赤みがかった茶髪と、耳につけたピアスが外灯に照らされて鈍く光る。

「くそ、くそ、くそ……!」

悪態を吐きつつ歩いていた少年は、外灯の下に集った数人の少年たちを見つけて、にぃ、と口元を吊り上げた。

「よぉ、集まって貰って悪いな」
「いや、それは構わねぇよ。それより、あの『悪魔』がこの学園にいるって、ホントか?」
「あぁ、マジだよ。今じゃすっかり大人しくなっちまってるけど、間違いねぇ」
「は、笑えるな。あの『悪魔』が?」
「だろ?だから、思い知らせてやろうぜ」

お前は、こちら側の人間だ、と。
そう少年が笑うと、他の少年たちも同じような笑みを見せた。

「アイツは、弟と一緒に旧男子寮に住んでるらしい」
「え、あんなオンボロなとこに?しかも弟と二人で?あはは、マジで笑える!」
「そうそう、だからさ、あんな人目の少ない場所に居るんだし、夜中に『遊びに』行っても誰も気づかれねぇってことだ」

ニヤニヤと笑いながら、少年たちは歩き出す。
一歩、二歩、と歩き出して。

ふ、と少年たちの間に風が吹きぬけた。

「?」
「何だ?」

何の変哲も無い、ただの風。少年たちはそう思って、再び足を踏み出そうとして。
ふわり、と一人の少年の体が、宙に浮いた。

「?!」
「え!?」

唖然として、宙に浮く少年を見上げていた彼らも、目の前で起こっている現象の奇異さに、自然と足が後退して。

「う、ああああああ!」

一人が悲鳴を上げたのを皮切りに、少年たちは一斉に逃げ出した。

「ちょ、お前ら……!」

宙に浮いた少年は、逃げ出した少年たちに声をかけるものの、彼らの耳には届かなかった。
わたわたと足をばたつかせて、何とか地に戻ろうとした少年の耳に、甲高い猫のような鳴き声が響いた。
それは、ぐわんぐわんと頭に直接響き渡るソレで。

「あ……、」

朦朧とする意識の中、ゆらり、と揺らめく二本の尻尾を、見たような気がした。



翌日。雪男は理事長室に呼び出されていた。
目の前には、相変わらずイカれていると思う服装をした男、理事長のメフィストだ。

「早朝にすみませんね、奥村先生」
「いえ、それよりも話というのは?」

雪男が先を促すと、メフィストは机の上にあった書類を手渡した。それにザッと目を通した雪男は、コレが?とメフィストを見る。
するとメフィストはニヤリと意味深に笑って。

「……早朝、旧男子寮の近くで男子生徒が一人、倒れていましてね。発見されて保健室で手当てを受けていたのですが、終始何かに怯えた様子で。不審に思った保険医が尋ねたところ、猫がどうの、ということと、宙に浮いた、という意味不明なことしか言わなかったそうで。……奥村先生は、何か心当たりでもありませんか?」
「……―――」

そう尋ねながら、何か確信した様子のメフィストに、雪男は眼鏡を押し上げて、にっこりと笑った。

「さぁ?僕は何も。昨日は後夜祭から帰ってきて、すぐに休みましたので。それに、この資料を拝見したところ、この男子生徒には特に重大な被害があったわけでもなさそうですし、恐らく初級の悪魔のイタズラなのでは?」
「イタズラ、ねぇ」
「ええ」

きっぱりと言い切った雪男に、ふむ、と少し考え込む仕草をしたメフィストは、なるほど、と手を叩いて。

「奥村先生がそう言うのなら、そうなんでしょう。……この件に関しては、私の方で対処しておきましょう。奥村先生は、授業に戻っていただいて構いませんよ」
「はい、失礼いたします」

きっちりと頭を下げて理事長室を後にしようとする雪男に、あぁ、そうそう、とメフィストは声をかけて。

「お兄さんの様子はどうです?昨日の文化祭では、かなり活躍なさったとか。今日はさぞお疲れでしょう?」
「……えぇ、おかげさまで。今日の午前中はお休みを頂いています」
「そうですか。では、ゆっくりと休むよう、伝えてもらえますか」
「はい。お心遣い、感謝します。兄にもよく伝えておきますので」

失礼します、と再び頭を下げて理事長室を後にする雪男を見送って、メフィストはやれやれと苦笑した。

「全く、我が小さな末の弟たちは、本当に手が焼ける」

小さく笑って、携帯電話を取り出す。相手は二コール目で出た。

「あぁ、私だ。今朝の件で、頼みたいことがあるんだが。あぁ、そうだ。その件は極秘に処理してくれ。あぁ、……構わない。多少のことは許可する。あぁ、頼んだ」

用件のみを告げて、通話を切る。そして、じっと雪男の出ていった扉を見つめて。

しかし、それを許す私も私、か。

悪魔のように、ニヤリ、と哂った。



理事長室から出ると、クロが足元に擦り寄ってきた。その体を抱き上げて、そっと頭を撫でる。するとクロは、その手に懐いてきて。

『ゆきお、きのうのよるのこと、だいじょうぶだったのか』
「ん?どうしたの、クロ」
『おれ、にんげんのこといじめたぞ。おこられないのか』
「んー」
『ゆきお、なんか、おこってる?』
「えっと、君が何を言っているのかは分からないけど。……大丈夫だよ、とだけ言っておくよ」
『だいじょうぶなのか?』

すり、と擦り寄るクロに、小さく笑って。

「彼らは兄さんを苛めたからね。……仕返しくらい、してやらないと、ね」

ふ、と今は寮のベッドの上にいる燐を思い浮かべて、雪男は笑みを深めた。
兄さんを苦しませたんだ、そのくらいの報復はしてやらないと気がすまない。

『ゆきお、かおがこわいぞ』

ふる、と体を震わせたクロが恐々とそう言ったけれど、生憎クロの言葉は分からない雪男には伝わらなかった。

「さ、帰ろうか、クロ」

僕たちの、大切なひとのところに。

ただそう言って、ゆっくりと歩き出した。



END.


というわけで。リクエストして頂きました、あき様、ありがとうございました!
リクエスト内容は「文化祭や体育祭などの学校行事での小説をできたらR18」ということでしたので、文化祭とさせて頂きました。R18ということで、雪燐では初のRモノを書かせていただきましたが、どうでしょうか。何か、雪ちゃんがひどく15歳らしくないような気がしないでもないですが、彼は多分色々と老け込んでいるだろうから、こんな感じなのかな、と勝手解釈してこうなりました。っていうか、初めて書いたRがコレってどうよ、と思わなくもないです(笑
そしてこのお話、何気に皆から愛されている兄がいます。一番愛しているのは雪ちゃんですが。そんな兄が大好物なので、こんな感じになりました。
何かと色々活躍した渡辺君はオリジナルキャラですが、脳内的に1巻の一話に登場した彼を思い浮かべていただけると早いかと思います。
ではでは、リクエストありがとうございました!